シンザン日本初の5冠馬・シンザン 彼が活躍したのは今から40年以上も前の事です。 ここを見て下さる人で現役時代の彼のファンの方は たぶん…いらっしゃらないと思います。 東京オリンピックが開催された1964年に三冠馬に輝いた彼は 19戦のうち優勝15回・2着が4回という驚異的な強さを見せました。 調教(練習)駆けしない・スタート後に良い位置につける ダッシュのしどころを自分で心得ている ゴール直後に走るのをやめる… とても頭が良い馬だったというエピソードが多々あるようです。 5冠のタイトルを取って種牡馬になってからは 最初の頃はなかなか重賞勝利を果たす仔が出なかったものの なんと1981年に20歳(人間でいうと68歳)でミナガワンマンナ、 1987年に26歳(人間でいうと86歳)でミホシンザンという スーパーホースを残しました。 (産駒の重賞勝利数49は戦後内国産馬最多記録でした) 今ではミホシンザンからマイシンザン、 そしてマイシンザンの仔マイティシンザン(今年3月デビュー)へと 細々とではありますが血脈のバトンが受け継がれいます。 ↑ 種牡馬としての仕事を終えても その素晴らしい功績を讃えられて余生を幸せに送ったシンザン。 どっしりした力強さを感じます。 この写真が撮られて8年後に危篤状態に陥ったシンザンですが 牧場の方々が立てなくなったシンザンを支えたり 馬房に添え木をしたりして奇跡の復活を遂げました。 悪くなった歯に優しい食べ物をあげたり 飲み物の工夫などで彼の命を繋ぐ為の精一杯の努力をされたそうです。 そして1996年7月13日に35歳3ヶ月余りという 長寿記録を打ち立ててシンザンはこの世を去りました。 ちなみに【ナタの切れ味】と賞賛された彼の走りっぷりは こちらで見る事ができます ↓ 20世紀の名馬100シリーズの【ベスト10】です。 クリソの父・エルコンドルパサーが10位に入っていますが シンザンは堂々の7位でした。 こんなのも見つけました ↓ ジャンル別一覧
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